Brenner振動削減装置は、砥石のバランシングを高精度にとることにより超低振動化を実現する装置です。振動を抑制することでスピンドルの寿命向上、加工精度の向上、加工効率化等、様々な効果を期待できます。
砥石を押さえるナット(リング・移動フランジ)は、通常は溝が1段ですが、Brenner振動削減装置用のフランジナットは新たな構造として2段溝を採用しました。最初に、 2段目の溝に砥石のアンバランスを補正する補正錘を入れて荒バランスを整え、次に1段目の溝でBrenner軽量バランスウエートを入れてバランシングすることで、超低振動化を実現します。
《メリット》
- スピンドルの長寿命化、及びそれによる研削盤の長寿命化
- 加工精度向上
- 送り量アップや高回転域の使用による加工効率化
《実績・事例》
- 古い研削盤であったが、5~30nm(ナノメートル)の範囲まで振動削減できたため新規設備導入を延期することができた
- 平面度が向上したため、プレス金型の寿命が向上。ゴム金型ではバリが低減した
・価格・納期等については、都度お問合せください。
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Brenner振動削減装置では、フィールドバランサーを必要とします。アンバランス位置とアンバランス重量を確認できる『一定速計算釣り合わせ』機能、『開角計算釣り合わせ』機能のソフトが入っているものが必要となります。
使いやすさ!性能!アフターフォローの良さから多くの工作機械メーカーやスピンドルメーカーが採用している、スピンドルバランシングで定評のあるシグマ電子工業株式会社のフィールドバランサーをお勧めしております。フィールドバランサーを新規でご用意する場合、合わせてご検討ください。
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